産業用ロボットの販売台数が、前年比31％増という驚異的な伸びを見せた。
これは、ロボット産業の業界団体である国際ロボット連盟が発表した統計だ。発表された数字は、事例を扱った過去のレポートや、オートメーション製品を扱う北米の業界団体Association for Advancing Automation（A3）の発表した統計とも軌を一にしている。
成長率がもっとも高かったのは中国で、販売台数は前年比で58％増えた。一方、米国における販売台数の伸びは控えめで、わずか6％だった。
出典：ZDNet Japan「産業用ロボットの販売台数、2017年に31％増加–見通しも明るく」https://japan.zdnet.com/article/35122462/
世界的に驚異的な伸び率で成長し続けるロボット市場。
かつて中国は安い労賃による人海作戦に頼っていましたが、高度成長期が続いたため、人件費の高騰・人手不足を招き、結果としてロボット導入が進んでいます。
今後の日本でも、少子高齢化による労働力不足や人件費高騰などを背景に産業用ロボットの需要はさらに拡大すると予測されているため、中小企業でも積極的に産業用ロボットの導入を検討することが求められるでしょう。
